自主学習を宿題にする学校
私の通っていた中学校、高校では"自主学習"という宿題が毎日出されていました。
内容は自由、キャンパスノート(A.Bなどの指定もなし)1ページというとても曖昧なものでした。
中学生の頃は「どうすれば、早く埋められるか」ばかりを考えていました。
例えば、計算問題なら途中式が多い問題を解いて全部書けば4問で埋まっていましたし、歴史について偉人の絵を描き、解説を付けるやり方だと6人分くらいで埋まりました。
こんな感じで適当に埋めていたあの頃、高校生になってふと思ったのが
"自主"学習なのに宿題になるのは何故
ということです。
その頃の先生が言うには「宿題にしないとやらないからだ。」だそうです。
いや、自主的ならやるやらないは自由でしょ…と思っていましたが、そんなことは言えず、出された宿題を淡々とこなすロボットでした。
言わないとやらない自主学習なんて無くなってしまっても問題ないと思いますね。
自分が学びたいことを自主的に学習するなんてことは大学に入った後すればいいんです。
高校までは、それぞれの学びたいことを学べる場所に行かせるため、決められた科目の能力を伸ばすことが優先されるべきではないでしょうか。
(センター試験は来年で終わりですから、これからの高校の授業も宿題もさらに変わってくるかもしれませんね。)
まぁ自主学習があったおかげで宿題の量が多いと同情し、科目別の課題を減らしてくれた先生もいたので、その頃は万々歳だと思ってました(笑)。
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